赤~黄系(暖色)の配色バリエーション

ミレー「羊飼いの少女 」【名画ドットネット】
ミレー「羊飼いの少女 」
大抵どの絵も暖色が多いミレー
色の系統毎の配色のバリエーションを掲載しています。 ここでは赤~黄系(暖色)の配色について書いています。 ただ、ここでは私の感覚的なものも多く影響している為、絶対に記載している内容が正しいとは 限りません事をご了承下さい。
前回取り上げた寒色の項では、 緑や青から受けるイメージや配色のパターンをあげてみました。今回、それとは逆のイメージを受ける 「暖色」ですが、これは色相環状で言うと赤から黄色にかけての部分になります。
赤や黄から受ける一般的なイメージとしては、 赤は「エネルギーの象徴・外交的」黄は「希望・陽気」などというように、 生命力・情熱・希望・・、どちらかというと明るいポジティブな感じの物を多く見受けます。 服やインテリアなどの配色に使用すると、それだけでその場にエネルギーを感じさせるような、 インパクトのあるものになります。 ただ、色自体に主張する力が強いため、禁止、軽率、落ち着きのなさなどといったマイナスイメージも存在します。
それを利用し、信号の赤色や標識などは、強い禁止を表す「赤」を利用した物が多いのでしょう。 また飲食関係のサイトや、配色などにも暖色が使用されることが多いと思います。 以下を見ていただくと良くわかるように、同じ食べ物でも色味を少し変えるだけで、こんなにも変化してしまいます。
青系 元画像 赤系
元画像に青味を加えた画像 元画像 元画像に赤味を加えた画像
青系 元画像 赤系
左側の画像はほんの少し青味を加えただけの物なのですが、あまり美味しそうには見えません。中央は元画像、 右側ですが、こちらには赤みを少し加えています。比べてみるとその差は歴然としていますが、 赤を少し加えるだけで、みるからに新鮮で温かみのある印象へと変化します。 一度、飲食関連のお店を意識してみてみて下さい。 特に照明ですが、このような色の性質を利用したメニューの並べ方や照明・レイアウトなどが、 、そこらじゅうで使われているのを見つけることができます。
ただ、色味がきつすぎると落ち着かなくさせる効果もあり、逆にそれを利用して、 ファーストフード店の店内の配色などは、はっきりとしたカラー(赤・黄など)である事が多いと思います。 これは客足を早め(落ち着かなくさせることにより)、効率よく回転させる為に色を利用した、 マーケティング手法の一つであるといえます。
色の効果は絶大な物であるという事がこれらの事からもで良くわかります。 では、この辺で赤~黄(暖色)の配色の例などを、見ていくことにします。

配色バリエーション : 赤~黄(補色・同系色・明度の高さによる組み合わせ)

赤系の色の明度の違いを表す図
黄系の色の明度の違いを表す図
赤・黄の明度の違い
右の図は赤・黄それぞれ明度の違いによる色の変化を示したものです。 (明度とは明るさの度合い) 下にある配色の組み合わせの表は、 それぞれ同系色でまとめたもの、 また補色でまとめたものの一例を掲載しています。 色の上の値は、色を(#RRGGBB)で示した物です。(R:Red G:Green B:Blue) ウェブページを作る際などに色の指定を行う為の値です。わけがわからないという方は無視して下さい。
赤・黄の同系色バリエーションの例
#ff6699 #ff0099 #ff0033
#ff66ff #ff0000 #ff9900
#ff9966 #ff6600 #ffcc00
#ffff66 #ffff00 #99ff00
赤・黄の補色バリエーションの例
#ff0099 #00ff66
#ff0000 #00ffff
#ff6600 #0099ff
#ffff00 #0000ff
上記の配色の例は、明度の高いものを掲載しています。明度が高ければ明るく新鮮なイメージにも 見え、低ければそれだけ暗いイメージとなります。 暖色系は、どの配色も青や緑に比べると、若々しい動きのあるイメージであると思います。 利用しやすいのですが、使い方を間違えると、非常に見た感じの印象が 煩くなったり、いい加減・軽率に見えることもあります。
暖色はプラス、寒色はマイナス(私の中では)で組み合わせる事によって良いバランスの位置に ある色の組み合わせが、見た目にも良い印象を受ける配色であると思います。 (暖色が食べ物を美味しく見せるとはいっても、多用しすぎては逆に、食欲を減退させるようなものにも なりかねません。)
では、今回暖色・寒色、ときましたので、次回はそれ以外の色の話と 配色のバリエーションを見ていくことにします。
pagetop
新着アイテム
新着情報(RSS)・サイト概要

Copyright © 2006 - Space Color. All Rights Reserved.
Powered by Wordpress and designed by ykr414.